ナミヤ雑貨店の奇蹟

映画

泣ける映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 2017年公開

【サブタイトル】
それは手紙がつなぐ、たった一夜の優しい奇蹟


ナミヤ雑貨店の奇蹟

廣木隆一(ひろきりゅういち)監督
「余命1か月の花嫁」「やわらかい生活」など

東野圭吾原作
「容疑者Xの献身」第134回直木賞受賞。
「白夜行」「さまよう刃」「手紙」など多数の作品が映画化されている。

映画の概要

養護施設出身の3人の青年は、罪を犯して一軒の廃屋に逃げ込んでくる。

その廃屋は1980年にナミヤ雑貨店という雑貨屋でそこでは主人の浪矢雄治が色んなお悩み相談を受けていた場所だった。
3人が隠れていると深夜、シャッターの郵便受けから手紙が投げ込まれる。時空を超えって30年以上前の世界から悩み相談が届いたのだった。

少しオムニバス形式だがちゃんとすべての物語が繋がっているファンタジーな感動もの映画です。

登場人物

〇矢口敦也(19)山田涼介
施設で幼少期を過ごす。リーダー的な存在。冷静でいつも突き放したような態度をとる。悲観的で現実的な事ばかり言うが優しい一面も。
 
〇麻生幸平(19)寛一郎
矢口の仲間。一緒に施設で育つ。最初に悩み相談に返事を書こうと言い出す。

〇小林翔太(19)村上虹郎
敦也、幸平と同じ施設で育つ。幸平の代筆をやりだす。

〇浪矢雄治(75)雑貨店の店主
雑貨店の店主でくだらない悩みにもちゃんと誠実に答える。すい臓がんで余命を宣告されるが、病院にいる間に夢を見て、息子に店に戻りたいと願う。33回忌に相談窓口を復活させて、相談に乗った人のその後を知らせてほしいと遺言を残す。

〇松岡克郎(22)林遣都
魚屋ミュージシャンのペンネームで投稿。大学を中退して東京でミュージシャンを目指すが、実家の魚屋を継いだ方がいいのか相談する。

〇川辺みどり-菜葉菜
ペンネーム「グリーンリバー」不倫相手の子供を妊娠してしまう。産むか産まないかで悩んで相談する。

〇田村晴美(19)尾野真千子
ペンネーム「迷える子犬」両親を亡くし大叔母夫婦に引き取られ育つ。
昼は会社員、夜はホステスとして働くが、お金を貯めて育ててくれた恩返しをしたいから愛人をやろうかどうか迷って相談する。

〇セリ(35)門脇麦
施設育ち。弟がいる。魚屋ミュージシャンの歌に感銘を受け歌手を目指す。現在は歌手として活躍している。

〇川辺映子 山下リオ
みどりの一人娘。施設で育つ。セリとは同級生。情緒不安定だがセリに励まされる。

〇皆月暁子(18)成海璃子
浪矢の元恋人。どうやら浪矢にしか見えない幻。施設の創設者。

この映画の雰囲気

オープニングは昭和の雰囲気で始まります。ALWAYS3丁目の夕日の世界。

一転して32年後の2012年へ

廃屋なので全体的に暗いムード。でも手紙が投函されたあたりから、ファンタジーな雰囲気が流れていきます。

良かったシーン

・魚屋ミュージシャン

父親に言われ夢を諦めずミュージシャンを目指しますが、全く芽が出ません。
施設に慰問に行きそこで天才少女と出会います。あの出会いの後のシーンすごくいい。魚屋ミュージシャンのシーン泣きました。

・浪矢の店主が店に戻ってくるところ

33回忌に一日だけ店を復活しますが、そこには時空が発生して病院から戻った店主にお礼の手紙が届きます。最後にご褒美をもらったと喜ぶ浪矢さん。このシーンも感動しました。

・矢口が手紙の返事を受け取るシーン

矢口の白紙の手紙に浪矢は返事を書きます。最後の悩み相談と思い白紙の手紙に丁寧に丁寧に返事を書きます。もうこのシーンになると涙が止まりませんでした。

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を観た感想

見終わった後に温かい気持ちになりました。全て施設を軸にみんなが繋がっています。

東野圭吾さんというとミステリー作家のイメージですが珍しい作品だと思い原作を読んでいました。
やはりあの原作を2時間で納めるのは難しいのか、それでも世界観は崩れてなかったし私はいい映画だと思います。

山下達郎さんの主題歌も良かったです。原作と大きく違ったのはラストでしょうか。3人の未来が描かれてました。きちんと更生してる様子が見れてよかったです。

そして西田敏行さんの返事をもらった時の、嬉しそうな笑顔が最高でした。暁子さんと話している西田さんを見てそっと店を出る息子のシーンも地味に良かった。

こちらの映画もお勧め

ファンタジー系の映画で邦画なら

〇コーヒーが冷めないうちに


コーヒーが冷めないうちに

〇世界から猫が消えたなら


世界から猫が消えたなら

昭和の世界観なら

〇ALWAYS3丁目の夕日


ALWAYS 三丁目の夕日

〇小さいおうち


小さいおうち

東野圭吾さんの原作本はこちらです。

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