黄金に輝く定番の観光地・金閣寺(鹿苑寺ろくおんじ)

鏡湖池と金閣寺 京都散策

京都と言えば割と真っ先に思い浮かべられる
金閣寺に行ってきました。
ミシュラングリーンガイドでは3つ星。
★★★わざわざ訪れる価値のある観光地
知りませんでした。正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)です。
京都って通称名と正式名と二つあるお寺や神社多いです。

鹿苑寺

日曜日に行ったのですが家族連れや子供たちで賑わってました。
総門が工事中のため迂回して駐車場から入りました。
仕方ないですが工事の音と子供の大声と大人の怒鳴る声で
情緒もなにもなかったです。やっぱ日曜は避ければよかった。

鏡湖池と金閣寺

少し離れたところから撮影。
池が写ってる方が金閣寺って感じがします。
どの角度から見ても美しいですがこの角度が個人的には一番きれい。
池は鏡湖池(きょうこち)大小の島々や名石を配置し
極楽浄土の世界を表しているのだとか。

金閣寺

近くから撮影。この黄金色に輝く三層の楼閣を見たら
昔の人はたまげたんじゃないでしょうか。
ちなみに一層は寝殿造り、二層は武家造り、三層は禅宗仏殿造りです。
中には入ることはできません。遠くから眺めるだけです。
金閣と呼んでるのはこの舎利殿のことになります。

昭和25年に放火により全焼。
国宝の木像・足利義満像もこの時に焼失してしまっています。
残ったのは屋上の鳳凰だけです。
昭和30年に修復、昭和62年に金箔を張り替える修復工事を行ってます。

金閣寺・概要

臨済宗の寺院。
元々は鎌倉時代に西園寺公経の別荘がありましたが
足利三代将軍の足利義満がその別荘を譲り受け「北山殿」と名付けました。
義満の没後に禅寺に改めたものです。
鹿苑寺という名称は義満の義満の法号「鹿苑院殿」からとってます。
お釈迦様の骨を祀っている舎利殿が金閣と呼ばれている。

公家文化と武家文化を折衷した建築様式は
北山文化の象徴とされている。

池泉回遊式庭園は特別史跡、および特別名勝に指定されている。

金閣寺・見どころ

舎利殿の金閣はもちろんですが
天気が良い日には鏡湖池に逆さ富士のように
金閣が池に映し出され幻想的な景色を見ることが出来ます。
またガイドブックなんかだと雪の金閣も美しい。

陸舟の松

鏡湖池の東側にあります。
足利義満が手植えしたと伝えられている
京都三松の一つです。陸舟の松(りくしゅうのまつ)と読みますが
おかふねとも呼ばれています。樹齢は600年ほど。

龍門滝

中国の故事にちなんだ鯉魚石が置かれています。
鯉が滝に打たれている様子で登りきると龍になるといわれています。
この滝の手前には義満がお茶の水に使用したと伝えられている。
銀河泉があります。

金閣寺の周辺

今回は嵐山電鉄で北野白梅町まで乗り
そこから平野神社→わら天神→金閣寺と行きました。
結構歩くのでバスの方が良いかと思います。

徒歩20分くらいかかりますが
少し西に行けば等持院や竜安寺に行くこともできます。
きぬかけの路と言われる観光ルートを歩けば
金閣寺、竜安寺、仁和寺と3つの世界遺産を効率よく回れます。

ただ「きぬかけの路」って聞くと情緒ありそうですが
普通に自動車道なので車がびゅんびゅん通ってます。

ちなみに金閣寺と銀閣寺は全然別のところに位置しいて
とても離れています。

金閣寺へのアクセス

京都市北区金閣寺町1

市バス 「金閣寺道」下車

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