先日、京都で開催されたゴッホ展に行ってきました。絵にはそんなに興味もなくて、全然わからないです。ただ、美術館に有名どころが開催された時に時間があえばフラッと行きます。
北海道→東京と巡ってやっと京都に来ました。嵐山からはバスで1本でこちらの美術館の近くまで行けます。
岡崎神社前でバスを降りる。
岡崎神社?知らない神社なのでちょっと立ち寄って見たかったけど、時間が迫っているので今回は断念。バス停から歩いて美術館へ向かいます。大体15分くらい歩きました。
この辺って結構名所だったりします。
動物園、平安神宮、コンサートホール、京都市美術館に、今回訪れた国立近代美術館と文化施設がたくさんあります。
コンサートホールの1階にはスタバもあるので、歩き疲れたらお茶するのもいいかも。

看板もとっても豪華です。訪れた方がみなさん撮影されていました。
公式ホームページを見たら今回の目玉は、約12年ぶりに来日を果たしたという『画家としての自画像』

こちらですね。
教科書か何かのパンフレットか忘れましたが、何度も見た記憶があります。
予備知識あまりなしにいきなり来たので、館内の1階にあるビデオスクリーンで今回のガイド見ないなのを一通り見て3階へ上がります。
せっかくなので有料で音声ガイドを借りる。なんか毎回音声ガイド借りてる気がする。前にテレビドラマの『相棒展』に行った時も音声ガイド借りたっけ。
入口入ってすぐの所には、いきなり北斎の富士百景の絵がお出迎えしてくれます。
浮世絵に影響を受けて浮世絵を模写してたってのは知ってたけど、こんなに日本大好きな人だとは知らなかった。
フランスのアルルに滞在した時「まるで日本のようだ」と言ったとか。
日本の地を踏んだことのないゴッホですが、いたく日本を気に入ってくれていたようです。
アルルってどんな所か知らなかったので、ちょっと検索してみたら、ローマの遺跡風の闘技場や教会、ゴッホの絵で有名な跳ね橋などあんまり日本を連想できるようなものはないかな。
やっぱり芸術家の目と凡人の目は違うのね。
私がゴッホの中で好きな作品。
「ひまわり」「星月夜」「花咲くアーモンドの枝」などは見れず残念。
今回の美術展で一番気に入ったのは、浮世絵を真似た「花魁」もすごい迫力でよかったし木がうねうねとうねった「オリーブ園」なんかも良かったのですが、
何といっても『ポプラ林の中の二人』です。

日本初公開の絵で、ゴッホの最晩年の頃の絵で、1890年に描かれました。ゴッホは1890年に亡くなっています。
ポプラの木が林立する中、恐らく男女の2人が腕を組んで歩いてる?(立っている?)しかし二人の顔は見えず、どちらに進んでいるのかもわかりません。
すごく綺麗なのですが、なんだか儚い不安の残る絵でもあります。しかし、強烈に印象に残りました。
見終わった後のショップで、この絵のポストカードとブックカバーが売られていたので思わず購入してしまいました。
また良い美術展があれば足を運びたいです。美しいものに触れるのは良い事だと思います。