小さいおうち

山田洋次監督の「小さいおうち」を見ました。

ずっと見たいと思いながら先延ばし先延ばしになってました。

暖かい作品が多いので山田洋二監督の映画はどれも大好きです。

原作は読んでいませんので映画のみの感想です。

登場人物

時子・・・屋敷の奥様

タキ・・・女中

板倉・・・芸大卒の新入社員

平井・・・屋敷の旦那様。板倉の上司

健史・・・タキの親戚

あらすじ

タキは健史に言われて昭和11年に女中をやっていた頃の生活を

自叙伝にしてノートに書き留めていた。

平井家に女中として働いていたタキは

屋敷に招待された旦那様の部下の板倉にときめいていた。

しかし、ときめいていたのはタキだけではなく、時子もだった。

そして時代は戦争に突入して板倉にも召集令状が届き

タキはとんでもない秘密を抱える事に

見どころ

やはりタキと時子の対立が一番の見どころだと思います。

板倉に会いに行こうとする時子を女中のタキが必死で食い止めます。

後は、タキが旦那様のススメで見合いをするシーンがあるのですが

ものすごくガッカリしている様子がとてもかわいいです。

女中の扱い

時子はすごくタキを可愛がっているように見えるのですが

年末にお正月までこき使われていましたね。

私が以前見た映画では、女中もお正月だけは雇い主から

お小遣いをもらって特別に里帰りを許してもらってたのですが

この映画のタキは休みもなく働き詰めです。

タキが自分の部屋で寛いでいます。

しかし、汗をびっしょりかいて、団扇であおいでます。

そこへ時子が用事で入って来る。

そして、出ていくときに「この部屋本当に暑いわねえ」と

まるで他人事のように言って去っていきます。

なんとなくこの二つのシーンで

タキって結構乱雑に扱われていたのかなと、思ってしまいました。

秘密って

色んな捉え方ができると思います。多分原作では書かれているのでしょう。

結局、タキは手紙を板倉に渡したのでしょうか?

それとも渡さなかったのかな?

それとも、手紙を持って行ったけど板倉が受け取らなかったとか。

この辺は描写されてないので曖昧ですね。

多分・・・でしょうね。きっと・・・。

タキの行動もどちらとも取れます。

時子を慕っているからこそこういう行動に出たのか

板倉を好きだから時子に嫉妬したのか

これは一体どちらなんでしょう。

時子も浮気を旦那さんに秘密にしてたわけですが

最後、時子は旦那さんと抱き合ったまま・・・

とてもそうは見えなかったけど

時子はもしかしたら旦那さんの事も愛していたのかもしれません。

そして大ラスト平成の時代になって

タキの親戚の健史が時子の息子に会いに行きます。

その時、息子はタキと板倉の3人でよく遊びに行ったことを言います。

そんなシーンはなかったのでちょっと驚きました。

色んな捉え方のできる映画で面白かったです。

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