大沢池

大沢池(おおさわのいけ)

嵐山大覚寺に向かって右側にある池です。庭湖とも呼ばれ

名勝大沢池というのが正式名称になっています。

嵯峨天皇が810年に造営された嵯峨離宮の苑池の一部です。

平安時代に唐の洞庭湖(どうていこ)を模して造られた日本最古の人工林泉になります。

藤原頼忠の息子で歌人の藤原公任(ふじわらのきんとう)が

「滝の音は絶えて久しくなりぬれど 名こそ流れてなほ聞こえけれ」

(大覚寺にあった滝の水の音が聞こえなくなって

ずいぶん長い年月が経てしまったが、その評判だけは

世の中に流れ伝わり、今日でも聞こえ知られている)

と詠んだ歌は百人一首の55番に残されています。

大変大きな池ですが少し侘しい感じが漂っています。

時期的なものでしょうか人はほとんどいなくて

私以外には二人ほど見かけただけです。

せっかくですので池を半周してみました。

鬱蒼とした感じですね。夜だと怖いかも。

私は訪れたことないのですが木が覆い茂っているので

夏は大変涼しいようです。

また暑くなったら涼みに来たいです。

綺麗な建造物だなと思ったら

嵯峨天皇心経写経1150年を記念して昭和42年に建立されたそうです。

内部には「如意宝珠」を納めた真珠の小塔が安置されていて

宝塔内部には弘法大師尊像が祀ってあるとの事です。

結構新しいですね。道理できれいだと思いました。

見どころ

一番有名なのは秋の月でしょうか。

月の名所でもあり、池の水面に映る月は幻想的です。

中秋の名月には観月の夕べというイベントが行われます。

嵯峨天皇が中秋の名月に舟を浮かべて遊ばれた事が始まりです。

当時は月を直接見るのではなく、杯に映った月を愛でたとか。

はあ、優雅ですねえ。

現代では豊作祈願が行われ、船に乗船できたり、茶席などもあるようです。

日が合えば一度行ってみたいイベントです。

また春は桜も有名で大沢池の周囲の桜が一斉に開花します。

池に桜が写り少し距離をとって見ると大変綺麗です。

嵐山は少し涼しいので京都市内と比べると少し開花時期がずれます。

夏は夏で蓮が大量に咲き観光スポットと化します。

少し奥まで行くと

名古曾滝跡までの入口があります。

嵯峨院の建物があった場所で嵯峨院滝殿の石組み跡です。

暇だったので何となく歩いて行ったのですが

石碑がポツンとあり石組みらしきものがありました。

写真撮って来るの忘れました。

これは道中です。

かなり寂しい感じ。ここまで来ると誰にも会いません。

さらに北に行くと

14世紀代に盛土されたらしい菊島が見えてきました。

写真分かりずらいですが鴨が数羽泳いでいました。

周辺

ここまで来て行かない人はいないと思いますが大覚寺へどうぞ。

嵯峨釈迦堂の名で知られている清凉寺まではすぐです。

ブラブラ歩いてれば嵐山までもあっという間に到着できるので

時間があれば是非。

アクセス

市バス/京都バス 大覚寺下車 徒歩すぐ
JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅北口下車徒歩約15分

個人的には嵐電の嵐山駅からボチボチ歩いてもいいかと思います。

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